【サイドカーの運転 Part1】
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前回が昨年7月だったので、9ヵ月振りです。K100シリーズのウインカースイッチの配置は特殊(左右に振り分けて配置されている)で、久しぶりの事でどれを押せば良いかさえも忘れてしまっていました。
NKオートから左折して発進する際、不覚にも左足をついてしまいました。
中尾さんからは「ハンドルを切って曲がるんですよ!」と念押しされて、その言葉を呪文のように頭の中で反芻しながら、ひとりだけでサイドカーに跨り、家路へと走り出しました。
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視界が悪い小雨の中、心細い夜間走行でした。店を出てすぐ、中央環状線の交差点を右折する時に、遠心力で車体が外へ傾斜していきます。怖くてついハンドルを戻そうとしてしまいます。「ハンドル、ハンドル」と思い出しながらの、ぎこちない旋回になってしまいました。
サイドカーは、路面の轍(わだち)を踏んで車体が傾斜すると、急に進路がずれます。車線をはみ出さないように必死でハンドル操作を続けます。
そのうち、左へ傾いたらハンドルを右へ切り、右へ傾いたら左へハンドルを切る--傾いた側のハンドルを前へ押して舵を切れば良いことに気づき、ほんの少し余裕がでてきました。
15kmほどの道のりでしたが、ずっとハンドルを動かし操作し続けていたので、両腕が疲れてしまいました。
9ヵ月前の練習では、一般道はほとんど直線しか走っていません。今度の本番(実戦)は大違いでした。
オーナーのO様のご好意とNKオートのピットの都合で、ゴールデンウィーク中ずっと貸していただけることになりました。
明日はもっと長距離を走って練習します。
(投稿 池田)
by nkauto | 2011-04-30 22:38 | サイドカーについて | Comments(0)