【7月24日 その2】
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別のお客様からも、持ち込みのカーの取り付け依頼をいただいています。

マツシタのこの大柄な側車は、中尾店長も初めて見たそうです。
このカーを、SUZUKI GSX1400に取り付けます。

オーナー様からのリクエストは、
①フロントをアールズに変更
②フロントタイヤは、元々このサイドカーが付けられていたFZXの後輪を使用して、サイズを145/15に変更する
③本車側の色をカーに合わせて塗りかえる
等。
4輪用のホイールに変える話もあったが、GSX1400純正の6ポッドキャリパーを使いたいということで、FZXのホイールを使用することになった。

フロントタイヤを選択する時には、フロントの単位面積当たりの荷重に注意する事。
フロント荷重を接地面積で割ると単位面積当たりの荷重が出るが、この値が小さいとグリップが落ちる。また、無暗に大きくも出来ない。

1980年代後半からの国産オートバイのフレームは、非常に軽く強度に優れているが、その分しなりが無い。カーを取り付ける際には十分な補強が必要になる。安易に取り付けると、すぐにフレームが割れてきてしまう。
(事実、このオーナー様のFZXも補強せずに側車を取り付けていたため、次々に発生するフレーム溶接部のクラックにずっと悩まされていた。)
必ず左右から抱き込む様に補強を入れなければならない、それも美しくだ!
格好いいフレームは強く美しい。
(アドバイス/NK auto 中尾、投稿/池田)

by nkauto | 2011-07-25 02:26 | ピット作業状況 | Comments(0)