R75/6 腰上OH
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メーター交換後、距離も60,000kmに迫ってきました。
シリンダーヘッドのスタッドボルトを打ち替えるついでに
腰上をOHすることにしました。
ヘッドを開けた状態です。市内走行が多い場合、
距離から見てこのような状態は許容範囲です。
多くの場合、写真のプッシュロッドシールが経年変化で
硬化し、オイルの滲みをおこします、それが酷くなった時、
交換する為には、貫通しているスタッドボルトを緩める為腰上の
ガスケット及びベースパッキンを交換する事になります。
その時についでに消耗品等や内部の洗浄、クリアランスの点検
などを行います。
こびりついたカーボンを硬い物で取ろうとしてはいけません。
相手はアルミですから傷つける原因になります。
カーボンクリーナーにドブ付けすると、綺麗に取れるでしょう。
IN、EXのポートやバルブも綺麗になります。バルブを外した時は
接触面がずれてしまいますから、摺り合わせをした後に組み込みます。
シリンダーにピストンを組み込む時は、先にピストンを組んでおき、
スタッドボルトをガイドにしてピンを組むと楽できます。
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by nkauto | 2013-10-15 10:57 | ピット作業状況 | Comments(0)