カワサキ W400 継続検査
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2007年7月登録のカワサキW400。走行距離20,750km。とても綺麗な車両です。
2006年~2008年に販売されたW400は、スタイルは1999年発売のW650を踏襲しているが、英国の旧車のトライアンフを思わせるデザインです。
【作業内容】
◆キャリパー 脱着清掃。
◆フロントブレーキフルード交換、エアー抜き
◆後輪ドラムブレーキの鳴きがひどい為、後輪脱着分解清掃、シュー脱着と表面皮むき。
◆クラッチレリーズの調整。
(右ステップ、スプロケットカバー脱着)
◆ドライブチェーンの給油
◆プラグ清掃
◆ナンバープレート台取り付け。
試乗の際、後輪ブレーキの鳴きが激しかったので、開けて見る。
ドラム内にブレーキシューのカスが大量に溜まっていた。
タイヤ交換時にドラムとシューは綺麗に掃除した方が良い。
シューのベタ当たりはビビリ音の原因になるので、シューの角を少し落とす方が良い。
これは、カスを掻き出した後の写真です。開けた直後はもっと酷かった!
フロントもブレーキフルードを変える際は外して、ピストンを一杯に押し広げてからフルードの抜き換えをする。
フローティングの動きが渋かったので、分解する。
アイドリングが若干低めに感じたが、乗り手の好みもあるので現状のままにする。
アイドリングは低い方が乗り手は静かでよいのだろうが、あまり低いとエンジンにストレスを与え、カーボンも付くので好ましくないと思う。
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by nkauto | 2015-07-15 12:19 | ピット作業状況 | Comments(0)