BMW Rタイプ ツインサス キャブOH
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Rタイプのキャブはツインサスとモノサスでは口径が違います
中身の形状はあまり変わりはありません。
インシュレータークリーナー側(インテーク ファンネル)を
無理に取り付けたのか、変形しています。
内径に合う物を探して、ドライヤーで暖めていくと綺麗に戻ります。
キャブ内部の状態
タンクの汚れも原因で、かなり汚れています
交換部品はフロート室のパッキンだけでは無く、各部のOリング類も
経年変化で痩せていますので交換です。
スプレータイプのキャブクリーナーでは汚れや詰まりは落としきれません
主要部品を外した後、キャブクリーナー液に、丸一日どぶ浸けします。
ダイヤフラムはバラして洗浄します
ピッカピッカだ!
取り付け後、燃調と同調とって終わりです。
キャブが綺麗だと、バイクも喜んで もの凄く機嫌が良くなりますよ。
ユーザーが自分で交換したのでしょうか、
ラバー スリーブの形状が合っていません。75や80は内側に段の付いた物だと
記憶しています。
キャブとエンジン側に違う物が付いていると、
2次アーを吸い込む込み原因になりますが、クリーナー側ならシッカリと締め付けておけば
問題ないと考えそのまま使用します。
キャブ不調の原因は、タンクの汚れもありますが、燃料のアマルガム質に
よってキャブ内を通る、エアーやガソリンの流れを妨げる事が大きな要因です。
微量の添加剤を燃料に加えるだけで、アマルガムが固着するのを防ぐ事が出来ます。
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by nkauto | 2015-08-08 10:58 | ピット作業状況 | Comments(0)