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カテゴリ:サイドカーについて( 32 )

 

【サイドカーが出来るまで その2】

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e0218639_1444467.jpgNK auto でセットしたBMW K100RSNKオート ロードセイラーⅢの製造過程の紹介。
第2弾です。

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【2011年4月21日】
《ウィッシュボーンサスのアームの組み立て》
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丸パイプを曲げて製作しました。

【4月28日】
《ウィッシュボーンサスのアームの完成》
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パテを修正し、車体への取り付けへと進みます。

【5月25日】
《サブフレームの完成》
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サブフレームが出来上がりました。リアブレーキマスターの取り付けステーおよびフロントサス「ウィッシュボーン」の取り付け部がサブフレームにほぼ組み上げられたところです。


【6月10日】
《ウィッシュボーンサスのアームとフロントハブの仮組み》
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【6月23日】
《操舵機構の仮組み》
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【7月24日】
《サブフレームとウィッシュボーン関係の塗装終了》
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足回りの改造を終えた本車をバイクリフト(作業台)から降ろし、側車セッティング用の治具があるスペースへ移動させました。これから側車を取り付けます。

【7月28日】
《側車の取り付け》
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サイドカーを取り付けました。これからは艤装の最終段階です。

【8月11日】
《カウル、シートの取り付け》
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塗装を終えたパーツを本車に取り付けていきます。
元々付いていた脱着式のローシートを、別の機体の開閉式ノーマルシートと交換しました。

【8月20日】
《ブレーキホースの取り付け》
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燃料タンクを取り付けました。
油圧ブレーキのホースを取り付けているところです。

★つづきは【サイドカーが出来るまで その3】で。

(投稿 池田)

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by nkauto | 2011-12-03 23:00 | サイドカーについて | Comments(2)  

【サイドカーが出来るまで その1】

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11月30日に納車したBMW K100RSNKオート ロードセイラーⅢの製造過程をまとめて紹介します。
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【2010年11月13日】
《改造作業開始》

本車のBMW K100RSは、4バルブエンジンになった後期型(1990年製)です。
水冷直列4気筒縦置きエンジン(100PS)、シャフトドライブ駆動という構成です。
オーナー様が持ち込まれたこの機体に改造を施し、サイドカーを取り付けます。
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【2011年1月19日】
《エンジン関係の整備》
《リアにサイドブレーキ用の機械式キャリパー取り付け》
《リアタイヤのオフセット》
《4輪用のタイヤの取り付け》
《マフラーの加工》
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タンク、シート、カウルはすべて取り外して作業を始めます。
この機体は、2010年4月に中尾店長が整備をした際に、K100シリーズ共通の弱点である「フューエルホース」を、国産のモノと交換してあります。現役の機体なので、エンジン等には問題は見当たらず、サイドカーの取り付け行程へと進んでいます。

【3月4日】
《ウィッシュボーンのアームの軸の製作》
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フロントのテレスコピックフォークは取り外し、ウィッシュボーンサスに改造します。

【3月18日】
《サブフレームの仮組み》
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側車を本車のフレームに直接取り付けることはしません。サブフレームを介して取り付けることにより、本車フレームの一部にストレスが集中しないようにします。

【3月20日】
《サブフレーム(未完成)を本車に取り付ける》
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《側車のフレームを製作》
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《ピロボール取り付け部のパーツを製作》
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※ウィッシュボーンのアームの先端にハブを取り付けるための部品です。
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《イメージ写真》

【4月1日】
《側車ボディーの製作》
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ロードセイラーⅢの本体の成型も、中尾店長が行ないます。


【4月16日】
《側車の車軸の取り付け》
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《側車のディスクローター(ハブ)の製作》
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★つづきは【サイドカーが出来るまで その2】で。

(投稿 池田)

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by nkauto | 2011-12-02 23:47 | サイドカーについて | Comments(0)  

【BMW R69Sサイドカー】

NKオートでは、他店で購入されたお客様のサイドカーの再セッティングも、喜んでさせていただきます。
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お客様がオークションで購入されたBMW R69Sサイドカー
当店で再セッティングをさせていただき、6月12日にオーナー様が当店までお見えになりに、お引き渡しいたしました。
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オーナー様がお帰りになるところです。
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《オーナー様から、運転した感想と質問のメールをいただきました。》

中尾様へ
このたびはお世話になりありがとうございました。サイドカーのエキスパートに点検再調整をしていただいたので安心して乗れます。また各部のお仕事の丁寧さに感心しています。

帰途に乗っただけですが、印象を少し。

■挙動変化がきびきびした感じになりました。

■スロットルやブレーキの反応が鋭くなりました。

■サスの強化で右コーナーでのロールがうんと減りました。

■ステアリングダンパーをゆるめると、やはり低速でハンドルが大きくゆらゆらと揺れます。少しダンパーを締めると止まります。

■リアブレーキが非常によく効くようになりました。

ブレーキでカー側に寄るのはそういうセッティングですか? 以前と逆なので少し戸惑っています。

最初のセッティングではクラッチの切れが悪かったです。アジャスターで1cmぐらいワイヤーを引っ張ってクラッチは何とか切れますが、ワイヤーの遊びはない状態です。もう1台のソロのR50もソフトクラッチを付けていますが、クラッチはきれいに切れ、ワイヤーにも適度な遊びがあります。

以上、感じたままです。


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《NK auto 中尾店長の返信です。》

ブレーキもワイヤーの遊びも調整が出来ます。どちらも作業時間は少しですから、天気の良い日にコーヒーを飲みがてらお寄りください。

《ブレーキについて》
ブレーキは本車寄り・カー寄り、どちらにも調整できます。
本車側のブレーキの遊びを変更する(ネジを一回転締め込む)事で、本車寄りの性格に変わると思います。

ただ、カーの回り込みやカー側コーナーのフェイントには、少しカー側寄りの方が良いかと思います。


《クラッチについて》
クラッチワイヤーはレリーズ側で調整できます。

早急に調整が必要なら、レバー側のアジャスターを締め込んでワイヤーをたるませた後、ミッションケース側のレリーズのロックナットをゆるめて少し締め込んで下さい。
その時、レバー側の遊びは完全に取らず少し残します。アジャスターで最終の調整をしてください。

よろしくお願いします。
NK auto 中尾


※ブログ掲載にあたり、メールの文言を一部修正し、再構成しました。
(投稿/池田)

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by nkauto | 2011-07-27 03:05 | サイドカーについて | Comments(0)  

【ウィッシュボーンサス】

NKオートでは、サイドカー用「ウィッシュボーン」のオーダーメイドを承っております。
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【サイドカーの運転】で試乗させていただいたBMW K100RS+ロードセイラーⅢです。この機体は、NKオートが製作したウィッシュボーンサスの第4号車です。
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【「ウィッシュボーン」開発ヒストリー】
e0218639_1254778.jpg乗りやすいサイドカーにするため、フロントにアールズフォークを採用するのが定番でした。

1980年代に入って、レーシングサイドカーの世界ではLCRが四輪用のダブルウィッシュボーンを応用したステアリングシステムとモノコックフレームを採用し、市販車でも、LCRが開発担当したクラウザー・ドマニや、スイスのGG がBMW K1100をベースに製造したサイドカー デュエットにも同様のステアリング機構が使われるようになりました。(写真はGG デュエット

そこでNKオートでも、LCRのレーシングサイドカーを手本にして、ダブルウィッシュボーンタイプのハブステアを製作することになりました。

【プロトタイプ】
NKオートのウィッシュボーン取り付け第1号車はスズキGSX-R750でした。(残念ながら写真がありません。)

ウィッシュボーンのアームをどういう角度で作れば良いかわからないので、製作しやすい角パイプのパーツを溶接する方法で、試行錯誤しながら作り上げました。
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BMW K100RSに取付中のウィッシュボーン(プロトタイプ)》

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【現行のウィッシュボーン】
アームの形状が定まってきたので、丸パイプを曲げる方法を採用し、見栄えのよいアームの形に改良しました。
パイプだけでも充分な強度があるのですが、お客様が不安を覚えないように鉄板を貼り、重厚かつ頑丈そうなデザインにあえてしているそうです。
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BMW K1への取り付け例/2010年》

【失敗談】
GGデュエットのように一本アームで作ろうと、ホンダVFRのプロアームを入手して試作したこともあるそうですが、見栄えが悪くねじれ剛性にも不安があるため完成にはいたりませんでした。

【取り付けベース車】
NKオートのウィッシュボーンは(似合うかどうかは別にして)取り付けの車種を選びません。一台ごとのオーダーメイドなので、どんな車種でも取り付けが可能です。すでにサイドカーが取り付けられていても、あとからウィッシュボーンに付け替えが可能です。

e0218639_22162377.jpg本車にBMW K1(右の写真)やK100シリーズが多く選ばれるのは、サイドカーの本車は「水冷エンジン」かつ「シャフトドライブ」のバイクがベターだ、と考えられるからです。

さらにK100、K1からK1200RSに至るBMWの縦置きエンジンシリーズは、リアのスイングアームが片持ち式でマフラーが左出しなので、リアタイヤをオフセットして、なおかつインテグラルブレーキ化(フットブレーキによる3輪同時制動)するにはおあつらえ向きなのです。

ただし、K1100シリーズは、エンジンの状態が悪い中古車が多いので(K100をボアアップしただけの為なのか、ミッションなどの耐久性が劣る)、中尾さんはお勧めはしないそうです。

フロントのハブステア化(※註)は、当店以外でもOCTRUN(千葉県)、オートスタッフ末広(千葉県)、NN技研(神奈川県)、新潟技研(新潟県)、バイクハウス阿部(愛媛県)などが行っています。

素晴らしいサイドカーの世界を、多くの皆様にお楽しみいただきたいと願っています。
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(※註)ここでいう「ハブステア」は広義の呼称です。ビモータ テージ1などで採用された「ハブセンターステア」は、前輪のハブ中にピロボール軸受けを設けて前輪の向きを変える機構になっており、原理が異なります。

(投稿 池田)

by nkauto | 2011-05-05 22:10 | サイドカーについて | Comments(0)  

【サイドカーの運転 Part2】

NKオートでは、オリジナルサイドカー「ロードセイラーⅢ」の製造・販売・取り付けをしております。
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4月29日、サイドカーK100RS+ロードセイラーⅢ(本車の右にカーを取り付けている、ウィッシュボーンサス仕様)でソロツーリングに出かけました。
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【ルート】
午後4時に大阪市内を出発して、R163号~伊賀上野~名阪国道天理IC~R169号~奈良県庁~R24~R163~大阪市内へと戻ってくる、160kmのルートでした。

帰りの奈良市内で1回給油停車した以外は休みなしで、5時間走り続けました。大型連休初日ですが、途中の名阪国道で約2kmの渋滞につかまった以外は、順調な走行でした。

e0218639_19372431.gif【身体への負担】
首と腰が痛くなりました。(帰宅してから、しばらくすれば解消しましたが、走行中はつらかったです。)

今までに単車では経験したことの無い疲労です。前傾姿勢が強めの「RS」のポジションである上に、右のアニメのように、サイドカーは路面の荒れでつねに横揺れがするので、ドライバーの首への負担が大きいのです。

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【追記 5/5】
腰が痛くなったのは、前傾姿勢と「過度のニーグリップ」のためでした。

「サイドカーはニーグリップが命」という記事を読んで実践したのですが、ハードなサス設定のサイドカーでは、急激な車体の揺れがまともに腰を直撃してしまいます。
5月2日に、大阪~鈴鹿サーキットの往復(250km)をニーグリップは緩めて走行したところ、腰には揺れによるダメージは出ませんでした。

e0218639_20174720.gifモトクロスのように、膝ではなく、ステップ荷重と踝(くるぶし)で車体をグリップし、上半身は脱力。《股の下でサイドカーを自由に遊ばせてやる》というイメージで乗ればいい、というのが私の結論です。(右のアニメのようなイメージです。)

乗り慣れてくると、法定速度(および制限速度)でサイドカーを走らせているだけなのに、「スポーツをしている」という感覚でいっぱいになり、何て楽しい乗り物なのだ、と感激させられます。


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by nkauto | 2011-05-01 00:09 | サイドカーについて | Comments(0)  

【サイドカーの運転 Part1】

NKオートでは、オリジナルサイドカー「ロードセイラーⅢ」の製造・販売・取り付けをしております。
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4月28日、サイドカーK100RS+ロードセイラーⅢ(右カー、ウィッシュボーンサス仕様)をお借りして、再び体験運転をさせていただくことになりました。

前回が昨年7月だったので、9ヵ月振りです。K100シリーズのウインカースイッチの配置は特殊(左右に振り分けて配置されている)で、久しぶりの事でどれを押せば良いかさえも忘れてしまっていました。

NKオートから左折して発進する際、不覚にも左足をついてしまいました。
中尾さんからは「ハンドルを切って曲がるんですよ!」と念押しされて、その言葉を呪文のように頭の中で反芻しながら、ひとりだけでサイドカーに跨り、家路へと走り出しました。

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by nkauto | 2011-04-30 22:38 | サイドカーについて | Comments(0)  

【構造変更登録(側車付オートバイ)】

NKオートでは、サイドカー車検(構造変更登録)と、そのための整備をいたしております。
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BMW R90/6太陸モータース製サイドカーを構造変更登録したときの予備検査証です。
「車体の形状」欄が、(変更前)オートバイ → (変更後)側車付オートバイ に、
「乗車定員」欄が、(変更前)2名 → (変更後)3名 になっています。
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この写真に写っていませんが、型式名は(変更前)R90-6 → (変更後)R90-6改 になっています。
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by nkauto | 2011-04-24 22:29 | サイドカーについて | Comments(0)  

【サイドカー体験運転】

NKオートでは、オリジナルサイドカー「ロードセイラーⅢ」の製造・販売・取り付けをしております。
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去年7月のとある日曜日、私は中尾店長からサイドカーの運転指導をしていただきました。

機体は、真っ赤なK100RS+ロードセイラーⅢ(本車の右にカーを取り付けている、ウィッシュボーンサス仕様)です。オーナー様の了承をいただいて運転させていただくことになりました。

練習場はNKオートの近くにある倉庫街で、日曜日は車通りがほとんどなく、練習するにはもってこいだと聞いていた場所です。

(投稿 池田/写真は、体験運転とは別の日に撮影したものです。)

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by nkauto | 2011-04-04 23:59 | サイドカーについて | Comments(0)  

【改造申請について】

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e0218639_11595897.jpgサイドカー車検について述べて行きます。多分、この項目が皆さんの最大の関心事かもわかりません。

各種の保安部品が適正に付けられていれば、車種を問わず「側車付き」に変更する事が出来ます。

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by nkauto | 2011-02-21 00:26 | サイドカーについて | Comments(0)  

【サイドカーのセッティングについて】

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サイドカーのセッティング(取り付け方)について、全長が2.1mから2.3m位、ホイールベースが1500mm前後の、平均的重量車の数値を基準に書きます。
※各項目共400cc以上を基準に書いています

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1)トーイン
全長(ホイールベース)を半径とする円を書いたとします。角度は1度から多くても2度半までです。直進性を司るセットですから慎重に決めて下さい。

非力な本車(旧車など)の場合、カーを左右に振り回すパワーがありません。
それを補う為に比較的トーインを多く取りますが、それでも2度半(45mm)が限度です。

現行の本車(ここ20年位の車)であれば、1度から1度半(15~20mm)に設定します。
パワーがある故、多く取りすぎると過敏に反応し、ハンドルの振れを誘います。


2)リード
本車後輪軸と側車輪軸のオフセットの事です。エンジンのトルク及び馬力に応じて調整しますが、1975年以降の本車に取り付ける場合はホイールベース(1500mm前後)の13%を目安にセットして下さい。それよりも短い場合は13%から15%の間で調整します。(150mmから多くても220mm。ホイールベース長いものは+20mmほど。)


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3)キャンバー
本当はキャンバーと言うのは、タイヤを固定する上下の回転軸の中心線がタイヤの中心にむけて何度でついているかと言う角度の事です。カーや本車のタイヤが上下のアームで取り付けられていない限りキャンバー角の調整は出来ません。
サイドカーの場合は本車やカー側タイヤを傾けてそれに対応しています。

側車輪にてセットする方がいいです。パワーがあれば逆キャンバーにセットする事もあります。
(補足:「キャンバー」と同じことを「リーン」と言う場合もあります。)


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4)キャスター
e0218639_12182564.jpgFフォークの傾きの事ですが、ステアリングヘッドが固定されているため、テレスコピックフォークでは対処出来ません。ステアリングヘッドの加工をしてテレスコに対応させても、オイルシール部分にストレスを受けるので、あまりお奨めできません。ウィッシュボーンかストラットタイプ、もしくは直進性を僅かに犠牲にしますがアールズフォークに交換して対処して下さい。
ホイールのインチダウン(小径化)でトレール量を小さくすることもあります。

(「アールズの場合、直進性を僅かに犠牲にする」と書きましたが実用域では問題ありません。あくまでも参考意見ですが、180km/hまでは何ともありません。)


5)取り付け位置
車体を水平に見て、重心面水平軸よりもカーフレーム水平軸の前の部分を下げます。(15~20mmを限度として下さい。)

e0218639_1213526.jpg上部の取り付けは、サイドカーの重心を含む面と本車の重心位置との間に持ってくるようにして下さい。下部の取り付けは当然、重心を含む面より下へ持って行くようにして下さい。

下2点もしくは3点の取り付けはステップより下です。上2点もしくは3点は、平均の重心位置が300mm前後ですから、それより上+100mm~200mmの所です。
※補強の位置ではありません。取り付け位置です。(右の写真は、上2点・下2点での取り付け例です。)

前部(下)は最大強度がかかる部分です。

e0218639_120390.jpg補強は必ず本車両側より取り、本車フレームを抱くように取って下さい。面倒ですが、十分な強度を確保する事が、カーの取り付けの基本です。

(NK auto 中尾)

by nkauto | 2011-02-08 00:48 | サイドカーについて | Comments(0)